大分ご無沙汰しておりました・・・約1年でしょうか・・・
釣りをするのに忙しく、更新が全く出来ていませんでした。
少なからず読者がいらっしゃるようでありがたいことです。
約3年のタイ駐在から帰任し、釣りの頻度はよりひどいことになっております・・・
やはり昼の仕事をしていると、釣りができるのは夜。シーバスナイトゲームになっちゃいますよね。
今回は釣りでよく言われる「時合い」についてと1つの釣り方の提案を・・
時合いって何?よくわからん。
以下はAIによる解析↓
【時合い(じあい)とは、釣りにおいて魚がよく餌を食う時間帯、魚の活性が上がり集餌行動に入る時間帯を指します。
魚には、その魚種やエリア、釣法によってよく釣れる時間帯とそうでない時間が存在します。悪条件と呼ばれる状況でも、魚の食い気に高低はあるものの、エサを食う時間帯があるはずで、それをしっかりと見極めることで効率よく釣果を上げることにつながります。
釣りにおいては、潮が大きく動く大潮周りや、潮が満ちるタイミングでよく釣れるといわれています。岸から釣る場合は、満潮前後の潮位の高いときが狙い目です】
簡単に言うと魚がごはんを食べる時間、ということになるのかな?
基本的には魚の環境に何かしらの「変化」が起きている時、とこの場合は捉えます。
例えば潮が走った
→流れの強弱が発生し、ヨレなどが発生→プランクトンや小魚が集められる→使用しているルアーが強い流れと弱い流れの間で不規則な動きが発生しバイトにつながる・・・など
時合はチャンス。釣れるタイミング。
経験上間違いはありません。太陽の光、そして月の引力での潮位変化と捕食の関係はイマイチロジックで簡単には説明はできないのですが、朝、夕のまずめ時と言われる時間帯はどのフィッシュイーターも経験上活発になることは間違いないと思います。
では時合いではない場合は魚は餌を食わないのでしょうか?
結論・・・そんなことはありません。
以前書いたとおり、シーバス、あいつらは食えそうなもんは食います(笑)
魚が居るのに釣れない。時合じゃないから。
そうじゃない。ただ、手持ちのルアーじゃ騙せないってだけ。
だってアイツら、餌食いに川に入ってきてるんでしょ?餌食わないのおかしいじゃん?
シーバスのルアーってのは一般的に流れの中で使用するモノがほとんどで、流れの圧によってそのルアーが一番魚にとって美味しそうに見える(捕食対象と判断できる)レベルが変化します。
これは止水のバラマンデイ釣り堀やブラックバスをやるとよくわかるのですが、流れのあるところで美味しいアクションのするルアーは引き抵抗でそのアクションを出してやるしかないのです。
どうなるのかというと結果的にハイスピードになり、本来のアクションは出ているが速度とレンジが合わず釣れない。美味しい速度に合わせると今度は美味しいアクションが出ずにレンジが下がる・・・なので釣れない。大体こんな感じ。だから止水のバラはジャークに弱かったり、と推測してみたりね・・・
回りくどい!ですね。
要するに流れがある中で釣るルアーと流れの弱い中で釣るルアーは美味しいポイントが違う、ということです。これはルアーだけではなくて引き抵抗で調整もできます。
要するに「時合いを作り出す」事を考えるとアプローチが変化して釣りがもっと楽しくなるよ。と提案したい訳です。
めちゃわかりやすい例でいうと、飼ってる魚に餌を撒く。コレ時合いを作り出してますよね?
会社経営で例えると固定費の変動費化、みたいな考え方です。
ブラックバスの方にわかりやすい例えだと、昔の「岸道」で金森さんがトップでボイル誘発させてたでしょ?
てなわけでこれができればイイんだよな、と今年からしっかり試してみたアプローチを1つ紹介します。
アピールの弱いルアーの超高速巻き
これは今年かなり魚を釣らせてもらっているアプローチの1つです。
↑騙しにくいこんなタイプも食ってきたり
条件はナイトゲーム、流れが緩い、もしくは無いこと。魚の意識が水面を向いていること。この3つです。特にぼーっと浮いているヤツに効果があります。
季節的には6月~11月に効果的。トレースコースはアップかクロスで。経験上ダウンはあまり食わない。食っても小さい。
仲の良い友人達には共有している釣り方なので、ご存じの方もいるとは思います。
もし、シーバスが群れている場合はバイト後の3秒間以内にキャストできると連打します。
3秒以上となるとアイツらはニュートラルに戻ります。観察しているととても面白いんですよ。
↑餌は渡さない!とばかりに欲張りバイトをしてきたおデブちゃん
この釣り方をまともにやろうと思ったきっかけもシーバスにあって。
きっかけはシーバス自身にあり
皆さんもあると思うのですが、ルアー回収中にバン!とトップに出たことありません?これが1つ目の理由。2つ目の理由は昨年ボートでサワラを狙っていた時。ブレードジグ高速巻きしてたんですよね。そしたらシーバスが食ってきた。この2つが理由です。
シーバスの捕食速度は0.03秒と言われています。めちゃくちゃ速い。だから無理しなくても超高速巻きのルアーには食いつけるんです。
シンペン投げてじっくり見せて食わすのもいいけどそれ以外の釣りができたらもっと釣れるんじゃね?と。
アピールの弱いルアーを使用する理由はアピりすぎると今度は捕食対象→警戒対象にモード移行すると考えています。強波動のルアーでも釣れますが1、2本て感じで再現性はあまり高くないんです。カルマン渦とかで見れたら面白いんでしょうが、弱いカルマン渦がサーっと出てくるイメージが良いのかも?
最後に巻きの速度。えっ?こんなに速くていいの?て友人達が言うくらいの速度です。全力巻きで構いません。アタックだけで乗らなかった場合はより速く巻いてみてください。この釣りで速度を落として食う場合は他のルアーをセレクトすべき、と判断して問題ありません。使用ルアーはちょいちょいXにアップしているのでここでは伏せておきます。この釣り方はシンペンで食ってくる魚以外の魚も口を使う場合がある、ような気がしています。
今回は簡単にですが、時合いの捉え方の側面と面白そうかな?と思う釣り方をご紹介してみました。
いや、ただのサワラの釣り方じゃん。
てツッコミは歓迎します(笑)でもこれってさ、大野ゆうき氏の提唱される「マッチザバイト」につながっていくような気がしてるんです。
立派なシーバスはやっぱりカッコイイよね!
今後も当ブログは更新して行こうかと思っています。
Xでは語気強めかも知れませんが、釣り好きの方は是非怖がらずフォローしてくださいね(笑)
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
皆さん良い釣りを!