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Jointed Wooden Bait LAUVIS

The one and only joint bait

LAUVIS が、あなたのタックルボックスの中で特別な存在になることを信じて。
水中を切り裂き、滑らかに泳ぐ姿。
スローでもファストでも、そして自在なグライドでも――ターゲットの本能を呼び起こします。

Forty-fourBaitとしての最初のガレージビッグベイト。それがLAUVISです。


Innovative tail system

従来の1ジョイントベイトは、スラロームアクションをメインアクションとした場合には、超早巻きではアクションが破綻、または超早巻きが出来てもワイドになりすぎるあまり、不自然な動きとなる事がありました。
LAUVIS はとあるアイデアを用いた特許出願予定の新設計テールにより、その問題を解消。

直進安定性とナチュラルな揺らめきを兼ね備え、
ファストリトリーブでも破綻せず、魚を惹きつけ続けます。


Wood x 3 layer structure

ウッドを縦に3層に積層(3プライ)することで、反りやしなりを抑制。


ビッグベイト特有の着水時の衝撃、ウッド特有の経年による反りにも強さを発揮し、長期的破損リスクを軽減。

ナチュラルな浮力と生命感を残しながら、タフなフィールドでも戦える耐久性を目指しました。


Regarding lure colors

LAUVIS は生産数が極めて少ないため、すべてのカラーリングがワンオフ。
同じものは二つと存在しません。

スタンダードカラーは存在せず、1本1本がアングラーの手に届く唯一無二の個体となります。


Specifications

Length:9inch

Weight:4oz

Type:SF

Material:SoftWood

Recommended tackle settings

Rod:XH~

Line:PENo6~、Fluoro25lb~

Leader:Nylon60lb~

Snap:私自身はBKKの写真のものを使用しています。オーシャンスナップとリングの組み合わせも外れる心配はありません。通常のファストスナップは強い入力時に抜ける可能性がありますので、使用しないでください。

Knot:リーダーとの結合はFGノット推奨です。筆者は15回編み込み、本線+リーダーとのハーフヒッチ5回、本線とのハーフヒッチ5回で結んでいますが切れたことはありません。また、スナップとの結合はハングマンズノットを使用しています。

※キャスト切れ防止の為、PE6号以上をご使用ください。リールはブレーキを強め、バックラッシュがほぼ起きない状態でのご使用を推奨します。4oz程度の重量のルアーになると、ブレーキを緩めても飛距離は大きく変わりません。何よりロストしないことを優先してのご使用をおススメします。

〈参考〉LAUVISのスイム動画で使用している筆者のタックル

Rod:Capture167XH-5(SHIMANO)

Reel:ABUAmbassadeur5500CSRocket(ギヤ比6:3にハイギヤ化)

Line:PE6号4本編み+ナイロンリーダー60lb半ヒロ


How to attach and set the hook

初期セッティング:シーバス/バラマンディ/グルーパー仕様。最もフックサークルが付きにくく、しっかり乗ります。引き渡し時は推奨セッティングとなっています。フロントアシスト、リアダブル、センターアイは不使用。特にラテス系、バラマンディなどをターゲットとする場合は、バイトまたは釣り上げた後に必ずリーダーの損傷を確認してください。真空状態からの吸引バイトが多いので、吸い込まれたルアーが口内で引っ張られる、またはリーダーを噛んだ状態で引っ張り合いになることからリーダーが歯に当たりザラザラになります。ザラザラになっている場合はカットし結びなおしを行うか、最初から10㎝程度のカラミ止めパイプを通しリーダーを保護するようにしてください。※推奨フックセッティング↓写真はプロトモデルになります。

フロントアシストで使用せずともフロントアイを前方に配置している為、乗りは良いです。もちろんフロントアシストでの使用も可能です。大きなグルーパーをターゲットとする場合はフロントアシストのみの使用をおススメします。※写真はプロトモデルになります。

ブラックバスの場合:中サイズトレブルフックを3つ装着してください。ブラックバスをターゲットとした場合はLAUVISのサイズと魚のサイズの関係から腹へのバイトも発生します。

チャドーの場合:強靭な大サイズトレブルフックを前後でセットしてください。センターアイは不使用。口周り表面が堅い為、強く大きなトレブルフックを使用してください。小さいフックの場合、深くかからない場合は身切れ、またはフックを伸ばされてしまいます。またリアからのバイトも多い為、リアフックを使用することも重要です。

トレブルフックを使用した場合はフックサークルが出来ます。見た目は使い込んだ迫力が出ますが良いことはありません。定期的に瞬間接着剤、レジンで補修をしてください。


Weight balance setting

もちろん ノーマルのままで十分に釣れる設計にしています。
しかし、好みに合わせてウェイトバランスを調整することで、さらに異なるアクション、またアクションの質の一部を特化し向上させることが可能です。(この場合はスポイルされるアクションもありますのでご了承ください)以下のウェイトセッティングはLAUVISに限った事ではなく、他の市販ビッグベイトも似た傾向(1ジョイントの場合)になる場合が多いので、ご参考になれば幸いです。

フロントボディセンターアイ付近にウェイト
首振りがしやすくなり、アグレッシブな動き。ただしグライド距離は短めに。淡水止水域でのブラックバスに向いています。その場での首振りなどリップ付きビッグベイトほどではありませんが、移動距離を短く誘うことができます。微弱な入力でも反応するようになりますが、ピーキーな為練度が必要となります。

フロントボディフロントアイ後方付近にウェイト
気持ちのよいロンググライドを実現。広範囲を探り、レンジの深い魚のコールアップにも有効。スローシンキングにすることで更にグライドの鋭さと余韻が増加します。シーバスやバラマンデイに推奨。ドリフトやただ巻きと組み合わせることでより自然なベイトフィッシュを演出できます。ルアーがグライドを始めた瞬間にラインを緩めるようにすると余韻のあるグライドとなります。シーバスの場合はこの余韻でバイトしてくることが多い為、ルアーが動いている間は少し待つ、と良いかも知れません。

リアボディリアアイ後方付近にウェイト
ストップ時に頭を持ち上げる「ベイトライク」な動き。弱った魚を演出し、喰わせの間を作る。良い場合とそうでない場合がありますので環境により使い分けてみてください。グライドである程度潜らせてからのポーズでは、姿勢が変化した後に頭を上げたまま水面まで浮いてきます。

当初はスローフローティングに設定していますが、あくまで筆者の製作時期とテスト環境により個体差が発生します。使用環境によってはSS、SP、HFになる場合もありますのでご了承ください。

自分だけの LAUVIS 。そのポテンシャルを是非ご自身で引き出してみてください。

Maintenance

LAUVISはウッドルアーです。浸水や反り防止の下処理、強く硬い塗膜によるコーティングはしていますが、使用頻度によりゆっくりと浸水が発生します。その場合は1週間程度、シリカゲルを入れたタッパーにジョイントを外して入れてください。その後、アイや木部が露出した箇所に瞬間接着剤やレジンで補修を行ってください。※シリカゲルはドライフラワーを作成する際に使用するモノとしてホームセンターで販売されています。

ぶつけてしまった場合、塗膜の亀裂であれば瞬間接着剤を流し込み、軽く600番のペーパーで水研ぎをしてください。コーティングが割れてしまった場合は瞬間接着材で木部を保護→レジンでコーティングしてください。必要に応じてリペアを行いますのでご自身で困難な場合はご連絡ください。研いだ際に表面が曇った場合はコンパウンドで磨いてください。

ジョイントについては現状外れたことは1度もありませんが、使用頻度及び15kg以上の対象魚の場合、グラついてくる場合があります。(着水が一番の負荷になります)。その場合は液状接着材を流し込むか、再度こちらで対象魚に合わせたセッティング(アイの交換)を行いますのでご連絡ください。

テールを掴んでのピッチングは行わないようにしてください。十分な強度は確保していますが、縦の差し込み式ではない(接着+ステンレス線2本での貫通固定)為、続けると破損の可能性があります。テールの紛失、破損についてはリペアいたしますのでご連絡ください。


Message from the creator

ルアーフィッシングを始めたばかりの最初の「感動」と「瞬間」をもう一度。

ビッグベイトゲーム。それにはその感動と瞬間がある。

その一投のために、今までの私の経験を詰め込みこのルアーを作りました。
LAUVIS が、あなたと魚との最高の出会いをつくることを信じています。

Yoshi Sep 10, 2025

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