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ダムでのチャドー釣りに初挑戦!!

こんにちは!

今回はダムでのチャドー釣りにトライしてきましたのでその内容をレポートしたいと思います。チャドー釣りと言えばダム!というくらい、タイでもダムでのチャドー釣りは有名です。日本のアングラーがタイにチャドー釣りに行く!となると良く知られているのは釣り堀のパイロットかカオレムダムのどちらかになるのではないでしょうか。今回はいつものキャナルに行こうと思っていたところ、ある日Pomさん(以下オヤジ)から「ダム行かないか?綺麗な魚がいるんだ。」と連絡があり、オヤジと2人で釣りに行くことになりました。オヤジは多分今作っているバズベイトのテストにつき合わせたいだけな気がしますが・・・それではどうぞ!

結構遠くね?

「当日はAM3:00に迎えに行くぜ。起きてろよな。」オヤジから3日前にきた出発時間のメッセージ。AM2:00に起床しようと目覚ましをかけ、そろそろ寝とくか・・と前日の22:00頃。ダムの場所や名前はきいたけどタイ語で全然わからない。グーグルマップで場所を確認すると・・・

遠いな・・・まぁ、よく遠征言ってる友人もダムは遠いってよく言っているし別にいいか・・・

ダムの名前はタップセーラーダムとのこと。そもそもタイでダムに釣りに行ったことがないので名前がわかっても、あそこかぁ・・ともなりません笑笑。チャドー釣りでも有名なシーナカリンダムの1/10ほどの大きさの小規模なダムです。シーナカリンダムよりも更に北に位置。ふんふん・・と移動時間と場所の確認も終わったところでオヤジからメッセージが・・・「やっぱりAM1:00に行っていいか?」すげーな、このタイミングか。流石だ。AM1:00でもいいけどさ、5:00くらいに着くんじゃない?と返信。「じゃAM2:00に行くわ。」これ以上携帯は見ずにAM1:30に目覚ましをかけて寝ることにします。

よっしゃデッパツ!

いつも1つのタックルしか持っていかないけど今回は2本。MのMHとHのMHです。ラインは3号(巻替える時間がありませんでした・・・ようするにBangkokチャドータックルです笑。)

まだ暗い街中をオヤジが車を走らせます。むちゃくちゃ眠そう・・・大丈夫かなコレ?一抹の不安を抱えながらも車はガンガン北上し、途中トイレやらオヤツタイムやらを挟み6:20頃にダムに到着!!

天界か!?ここは?

なんだか空が近いぞ・・

肉がいっぱい。

涼しいな。山の上なのでタイとはいえ、とても涼しいです。景色も美しい。とても綺麗なところです。しかし風が強い。私の経験上チャドーは風が吹くと釣りづらくなります。本日操船してくれるボートマンにも状況を聞いてみます。「風強いからチャドーは難しいな。」は??まだ車から荷物も下ろしてないのにボートマンのあんたがそれ言っちゃダメだろ笑。オヤジとボートマンは何やら真剣な顔でゴニョゴニョ相談しています。私はタイ語はわからないので自分の荷物の準備。コーラでも飲もうとお気に入りのタックルボックスを開けると・・・

水面爆発の前にボックスの中でコーラがボンバダしてる・・・画像は全て取り出し拭いた後です・・・

あー。もう面倒くさい。モバイルバッテリーがコーラまみれ。一生懸命拭き取っているとオヤジから何やってんだよ、行くぞ!と。いそいそとタックルを船に積み込み出発です。いくぜ!

速攻でデカーチョン釣れたわ。

仕事がはやいですね笑。嘘です。ただのラッキーです。1投目でバイトの感触があるも、乗らなかったのでトレースコースとレンジを変えて2投目で3kg近いプラーチョン(ストライプドスネークヘッド)が釣れました。チャドーよりも目が大きくて可愛い顔をしています。実は自作のチャドー用スピナベで初めてちゃんと釣れた魚なんですよね。嬉しかったです。

オヤジはというと作成中のバズをひたすら投げ倒しています。おまえも投げてみてくれ、とバズをいくつか渡してきます。ある程度投げた後にどう思う?と聞いてくるので音量は良いけどヒュージバズに比べて音が低いからクラッカーの素材変えてみたら?あとクラッカーの抵抗で立ち上がりが悪いから、立ち上がりは良くして、音量はそのまま、サウンドだけ違うヤツをいくつか用意してもっかいテストしてみたら?あとさ、テストで数は釣れなくてもデカいのだけ釣れるモノがあったら私に売れ、と超私好みになるように誘導しておきました笑笑。お前は気に入らないルアーはすぐに投げなくなるからわかりやすいな、とオヤジは笑っていました。

それでチャドーはどこだい?

風が強いものの、船頭さんは我々にチャドーを釣らせようとひたすら湿地帯に突っ込んでいきます。このパターンはスネークヘッドキングダムと言われている池でも経験済みなのですが、この場合、基本飛び出してくるのはプラーチョンです。私の経験上チャドーが釣れても小さい。チャドーは草や枝、アシの奥の奥に避難していて、キャスティングで届く程度の距離でルアーをちょこっと落とすぐらいではきちんとアピールができない状況です。つまり釣れない状況・・・

これAKANやつやん。

どうすんの?コレ。エリア変更したいんだけど。オヤジに伝えます。オヤジもこのダムはあまり来たことがないようで、まだボートマンを信じようぜ?と言ってきます。オヤジはひたすらバズをキャストしているので、私はオヤジがキャストしている場所とは反対側の大きな流れがでている近くのブッシュにカエルワームをキャストします。ロッドを水中に突っ込んだところ、水深は60~80cmくらい。マットの茎がなかなかに濃く、マットの中をチャドーが素早く動ける状況ではない、と想像し、マットの上に何か落ちてきましたよー、草ユサユサ。気づいてね!そろそろ水面に出ちゃいますけど、さあ、どーしますー?といったイメージでゆっくり丁寧に動かします。すると風表の中のほんとに小さな風裏で水面大爆発!!一瞬ルアーに触った感触がありましたがフッキングには至らず・・・このダム初のチャドーとの接触です。これはイケるか?!と続けていましたが午前中はこのバイトのみで終了です。

昼寝タイム発動

オヤジが急に木陰に行こうと言い出し何かと思いきや・・・

昼寝するそうです・・まぁ長距離運転してるから仕方ないよね。2時間ほどオヤジは寝ていましたが、朝に私の釣ったプラーチョンを船底に生きたまま放しており、時折ドタンバタンと跳ね回り、全然寝付けなかったらしいです笑笑。

昼食はボート上でガパオ。おいしい。

今日のボートマン。DA PUMPのプロデューサーみたい。

強風が吹いて終了!!

昼食+昼寝後に釣りを再開しましたが強風となり、チャドーはどんどんアシの奥に入って行っている様子です。エリアの移動もせず、ひたすら投げ倒してタイムアップ!!

青マルの中から強烈は捕食音が沢山・・・

こんなに綺麗な青空は久しぶりに見ました。山の上なので天候は非常に変わりやすく、雲の動きはかなり早かったです。

午後にプラーチョンのバイトは5,6回ありましたが本命のバイトは午前中の1回のみ、オヤジに関してはバイトもなく完ホゲを食らっていました。船上で道具を片付け、帰着すると複数のタイアングラーさんが話かけてきてくれました。皆さんプラーチョンを狙いに来ているようで、チャドーはあわよくば・・といった感じで狙うそうです。今日は多い人は一人で5本のプラーチョンが釣れたそうです。帰りも4時間かかるのでダラダラしていたくはなかったのですが、なんだかんだで釣り人同士、盛り上がってしまいました。

渋いボートマンのおっちゃんともパシャリ。

帰りの車ではオヤジはもう2度と来ないだとかエリア選択が悪いとかブツブツ文句を言っていましたが、私はとても美しくて静かなところだったのでリトライしたいと思っています。当日の釣りをしたエリアと風向きはこんな感じ↓赤マルが出船場所です。

次回は南側も回ってみたいですね。というか私ならこの風向きなら南側を最初にチェックしちゃうけど笑笑。釣れる、釣れないは抜きにして、とても綺麗で静かな場所でした!!また行こう!!

それでは良い釣りを!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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